今回はサンフランシスコについで2回目のアメリカ上陸となりましたが、ニューヨーク編です。我社を代表しては勿論ですが、実は福岡のTV局テレビ西日本さんの特集「食で挑め!博多のサムライニューヨークへ」でとりあげられている1社ということもあり、なんだか気合いいっぱいでニューヨークへ到着しました。が、、なんと20年ぶりの大雪で会社・学校も一部閉鎖状態でした。
そんな中、負けじとNYでの最初のイベント「福岡・鹿児島うまかもんまつり」が日本食レストランHAKATA TONTON(福岡出身ヒミ*オカジマさん経営)で開催されました。お店が開店する夜までの時間を使ってのイベントでした。
雪が吹雪いている中、現地在住日本人、アメリカ人、メディア関係の方とたくさんの方々が来場いただき、ホント感謝、感謝でした。お陰様で弊社YUZUSCOも好評で、たくさんお買い上げいただきました。またヒミさん・スタッフのみなさんにもご尽力いただきこれまた感謝です。
そしていよいよNYデビューのそもそものきっかけであった全米最大規模のニューヨークインターナショナルレストラン&フードサービスショーの開催です。なんだかあの大雪がウソのようにすっきりとお天気もよくなりました。
2月28日~3月2日の3日間のイベントですが約1万人の来場者、約400社の出展社で大盛況でした。
私たちは福岡県のブースとして出品させていただき、県庁スタッフの皆さん、上述のヒミさん&スタッフさん、焼酎の西吉田酒造さん、焼き物の上野焼きさん、その他県産品にてPRしました。
みなさんもお互いに協力フォローして一致団結で感謝です。
それと現地在住福岡出身のタロウさんにもたくさんの方を紹介していただきこちらも感謝です。
それで、最近日本食は?っていうと、国際的にも日本食の需要が高まっている中、アメリカでも健康ブームを背景に日本食レストランの数が1万件を超えていたり、現地系スーパーでも寿司・醤油・豆腐が当たり前のように販売され確実にアメリカの食文化の中に浸透してきています。
そんな中、試食をさせているとアメリカ人が「この旨みは何のだし?」「ゆずこしょうはいいよね」とかコメントしたり、また来場された和食レストランシェフによると「わさびは本わさびじゃないと」と指摘されることもあったとか。ホントこの国、特にこの街(NYC)の人は結構日本食通でした。
肝心のYUZUSCOの評価はと言いますと、、、思った以上の高い評価◎。
英語カタカナで表示すると「ファンタスティック」「グレイト」「アメイジング」ってお言葉をいただき本当にうれしかったです。また最高の表現で印象的だったのは、YUZUSCO舐めた瞬間に、私に対してハイタッチ(よくアメリカ人がお互いに手をあげて手と手を合わせるやつ)を求め、勿論喜んで応えました。ものづくりをやってきてニューヨークまで来てよかったと思う最高の瞬間でした。
特にレストラン関係者で実際の料理を行っているシェフの反応は早いし、その場で自分の店の料理にどんな風に使えるか想像していた人がかなりいました。つまり彼らはオリジナルの料理・ソースを自分たちから発信したいという気持ちが満々です。
(ちなみに後日現地での窓口となる会社より、早速マンハッタンの有名レストラン5店は導入が決定したとのこと→やった~NYデビューです)
ニューヨークという街はみんなが新しい情報を求めに来たり、最新の情報を発信するところなんでしょう。食に関しても同様、フュ‐ジョン系の料理は勿論、各国料理がここから発信されたり、その国の有名シェフがこの街で腕試しをしていたりとか、、。
たくさんの事を学ばせていただきました。日本の食材が、日本が客観的(アメリカ)
にどうなのか?どう動いているのか?今後どうなのか?等など。
また今後、別の国、別の都市での反応も吸収しつつ、日本の一(いち)中小企業食品製造会社ではありますが、微力ながら頑張って参ります。
今後の他国のレポートにも乞うご期待ください。